一工程ごとに『手アイロン』をあてると綺麗に畳めます。
衿を左に、裾を右にして浴衣を広げます。
縫い目が5本あるので、こちらを基準に畳んでいきます。
まず、手前から2本目(②番)の縫い目で折り返します。
次に、手前から1本目(①番)の縫い目で折り返します。
襟からのラインは縫い目に関係なく、肩山から下へ下ろしたラインで折ります。
手前から4本目の縫い目(④番)を折り返し、上の生地と下の生地が重なるように浴衣を持ってきます。
浴衣の裾の角がピッタリと重なります。
襟先の角がピッタリと重なります。
先ほど折った④番の縫い目を持って、角(星印)が②番の縫い目に重なるように下ろしてきます。
裾が星印で重なります。
襟は、縫い目に沿って内側に折り込み、襟の中心を押さえて半分に折ります。
(緑の三角が重なるように折ります)
襟がピッタリと半分に重なりました。
襟から裾まで重なり合うと、写真のような形になります。そこから、重なった上側の袖だけを持って反対側へ半分に折ります。
片方の袖が折れたら、浴衣の重なった裾を全て持ち襟まで重なるように半分に折ります。
最後に広がったままの袖の付け根の縫い目と、上に重なった全ての縫い目(生地)を一緒に持ち上げ、裏返します。
裏返したら写真の状態になります。畳まれた上のラインが、真っ直ぐ一直線になるように畳めていれば完成です!